光から読み取れること
2007年 10月 14日ふと南の方角を見上げると、こんなだった
一見美しいと思うだろうけれど、それはちがう
この写真は札幌市(つまり、寒冷地の都市という、わりと特殊な環境)で撮ったから
(正確には北郊外のツドームというスポーツ施設のあたりから撮影)
これがまったくすべからく天然の自然現象と言い切れないところが、ちょビットさびしく思う
札幌市の歴史をちょちょいっと覘いてみると、
交通の発展に、その象徴的な特徴が現れている。
まず、自動車が普及するまでの昔むかーしは、乾期に乾いた馬糞がチリになって街中いっぱいになる害に悩まされた。
そして昭和の高度成長期以降、自動車が普及し、排気ガスと、巻き上げる砂埃が喘息を起こすまでになり、深刻な問題になった。
冬季オリンピック以降これらの問題は、スタッドレスタイヤとアスファルト舗装の普及によって、いくらか沈静化されたやに見える。
だがこれで安心してはいけないと。
車社会がもたらす塵害は、車があたりまえにように利用すればするほど、時の流れに沿って確実に増えて行き、気がつけば目に見えるほどのものにまで発展する。
敏感な人はもうとっくに気づいているはずなんだろうけどね。
・・・と、かなーりローカルな話になっちゃった(しかも重い)けど、
まあ、いっか
by cicadas
| 2007-10-14 19:56
| 近況かもしれない