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コマンドプロンプト画面ずざざーっとスクロールで気分爽快?の巻

総務省と経済産業省の連携プロジェクトの一環として設立され、共同で運営されているサイバークリーンセンターのBOT駆除ソフトCCCクリーナー(現在Vista未対応だそうですが、早いとこ対応するといいですね)を試してみました。

結果
何も見つからなかったので、安心していいのかな?

で、起動時の注意事項やFAQなどをよく読んでみると、実行前に他のプログラムを終了させなければならないのだそうです。

常駐しているプログラムとブラウザーを終了させて再度実行・・・

結果
何も見つからなかったので、まずはチョビっと安心かな・・・
・・・おっと再起動再起動

パソコンの処理速度があるのと、検索するファイルの数が特定のファイルに限られているらしいことから、あっけなく作業終了となりました。
気分爽快で、チョコッと放心状態。しかし・・・

そんな小さな時間の隙間を目掛けて、脅威が音も無く忍び寄ってくる・・・のかもしれない。






・・
ボット(BOT)は、たとえば、進入されたパソコンが外部から操作され、感染した複数の(それも相当数想定できるほどの)パソコンがサーバーなどへ一斉に攻撃をする側に回ってしまうなど、感染が拡大するとたいへんなことになるウィルスですので、他のウィルスと同様に(あるいはそれ以上か)注意が必要です。

どれだけ大変か?

攻撃を受ける側は、インターネットインフラが犯されるわけですから、それによって影響を受けるのは、ネットワークを利用しているあらゆるモノが対象となるかもなんです。たとえば、金融、交通、通信(携帯電話なんかも)、出版、報道、医療・・・考えるときりがないですね。

攻撃を仕掛ける悪意あるものは、(これは政府が事業を推進しているのですから)反政府分子、平たく言えばテロリストってことですね。
つまり、気づいたときにはテロの片棒を担いじゃうってことになりかねないんですよ。

と、脅かすようなことを書いてチョビっとやりすぎかなとか思いましたが、前記事で書いた「危機意識」をもつことを狙いとするならば、これくらいでは足りないのもしれない。

おそらく、これに関してもっと調べてみて、もっと具体的に、もっと深刻な事態が想定されていることを、これからもし知ることになるのだとしたら・・・善だ悪だなんて言ってられませんよ。
by cicadas | 2007-02-27 06:44 | マイレポート