パソ君の大冒険(Ⅲ)【失われた鍵】
2006年 02月 06日そうなることをあらかじめ想定しての、今回のハードディスク交換だったんだけど・・・。
実際のところ、バックアップをとったことで、ある程度の資産を引き継いだ結果にはなったが、一部それが叶わないことにもなっていて、なんとも中途半端な日々を暫く過ごさなくてはならないとは、経験浅い旅人には想像も付かなかった。
交換する以前の状態では、幾つかのホルダーに暗号化処理を施していたのだが、あろうことかWindowsXPのアカウント情報のバックアップを省略してしまっっていたのである。
これぞ、まさしく
自分のまいた不幸の種だったのだ。
そもそも、特定の用途に絞って活用しようとした発想から、なまじ十分な事前調査もせず不用意に行動したことが発端であったのだが・・・
ここで、XPの復元は、本来キチンと使用すれば、ウィザードで簡単に操作可能であることを、明記しておく。当該OSを酷使しておられるかたは、当然ご存知であろう。なんでそんなところでつまづいていたの??なーんて、チョット首を傾げるか、突っ込みを入れたくなるところなんだ、本来は・・・
しかし、今回は思わぬところに伏兵が居た、それは!!
A:ドライブの故障...orz
行動する前から、動かないことは知っていた。しかしながら、XPはCD-ROMからブート可能だとどこかで聞いたことがあって、まったく無視してしまっていたのだ。
しかも、故障するずっと以前に起動用のフロッピーディスクを作っていながら、あんちょくに「いらないねぇ」などと、たいして学習もしていないくせに、なんとなく楽そうな感じのするほうへ走ってったのである。
自分のことで、とてもおかしいのだが、つくづく人間と言う生き物は、非論理的な行動を執るものなんだなぁと、回想するたびに、しみじみと思う。
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事の顛末がどうなるか、よくわからないまま先走ってしまうと、ある意味無敵超人みたいな、怖いもの知らずと言うか、とんでもないことをしでかすものだ。
たとえば、不意に電源モジュールの電圧切り替えスイッチを240V(だったよな)に変えてみたり。(これは流石に警告音がボードから発せられて、傍らにあるノートで検索しながらの作業だったので、そそくさと元に戻して事なきを得たが、そのままだと、パソコンが全てパーになってしまうのかもしれなかった。)
ハードディスクを取り外す時に、ケーブル(平たくて長い奴)なんかを力を入れすぎて、スレーブ分の圧着端子が外れてしまい、一本使えなくしてしまったり(もう一本予備があったので助かったが。)
メインパワーの電源(前面ではなく、電源モジュールの後ろにある、大本のスイッチ)を切らずに移動して、DVD-ROMドライブを不安定な状態にしてしまったり(引越しの際にもこれは注意しないと、内部の機構が一時的にではあるにしても、万一オシャカにならないように、気を付けましょう。)
そして、(これだけは流石に何年も前から気をつけていたことなので、今回は無事だったけど)静電気対策。人体はとても帯電しやすく、貯まった電気を一気に放出すると、確実に、回路にダメージを与える。ファンを掃除する時に電気掃除機の風力で逆回転させるなんてもってのほか!!(やっちゃってますが)
いやー怖い!!そんじょそこらのホラー小説よりずっと怖い・・・
・・・
ああ、鍵の話でしたっけね。
実は、それはまだ見つかっていない。
それはフレンドリストだったりしたんだけど、最近登録ぜんぜんしとらんけん・・・orz
機関長「しかし・・・航行に・・支障・・な・・・・し。」
(解除する方法もあるはずなので、後回しと言うことに)
by cicadas
| 2006-02-06 05:40
| パソコンは生きている